心、ここにあらず


冷淡に接したり軽薄に振る舞ったりするのは、
――自分が傷つくのが怖いから?



11月28日はこの疑問が頭から離れなかった。
この日は面白い作品にたくさん出会った気がするが、
何を感じ、考えていてもこのシンプルな疑問が私の頭に鎮座していた。



ひとつの問いについて悩む時、そこにはいくつかのパターンがある。
例えば、(1)本気で答えが見つからずに悩む場合や、
(2)実は答えがあらかた出ているのに、その答えを認められずに悩むパターンなど。



後者は、正直言ってなかなかに醜い。
だけど、それでも悩むのが今の私であって、
私は、このような私を自分で引き受けなければならない。



自己解体と自己再構築の繰り返し。
そんな日々である。