2009-01-01から1年間の記事一覧

来年は飛躍の一年に

――飛躍の一年にしたい。 常套句だけど、いま、私は、心の底からそう言いたい。 というのは、界遊さんへのインタビューを通じて、未だおぼろげながら自身の「やりたいこと」が見えてきたからだ。 □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 批評はもっと、面白く、手軽に…

まるで天命を受けたような

まるで天命を受けたような。 それくらい、大きな感銘を受けたのだ。 □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 先日、私が所属しているサークルは、 世界と遊ぶ文芸誌「界遊」の編集長、Tさんにインタビューを行った。 (界遊) 「『界遊』創刊に際して」という、創刊…

本当に特別なこと

ここ数日、東京は晴れ模様が続いている。 毎日のように空が青い。 この、「当たり前のように空が青い」ということが、 他の何よりも私の心を癒やす。 してみると、 特別でないように見えることが、むしろ特別なことのように思える。 何気ない楽しみが、当た…

レイラがきこえる

先日、寝ている時に、 エリック・クラプトンの「layla」が夢の中で流れた。 (邦題:「いとしのレイラ」) 目が覚めてから、とつぜん思い立ったように聴いた。 一度聞いたら耳から離れない、あのギターソロ。 そこばかりが記憶に残りがちなのだが、改めて聴…

人のつながり

最近、人の繋がりのありがたみを意識することが多い。 出会うべき人に、出会うべきタイミングで、出会える。 タイミングの良さ、というのはロジックで証明できないが、 ある種、その人の努力に裏打ちされるものであると思う。 目に見えないようで、努力的裏…

歌うように会話する

コミュニケーションがうまくいく時と、そうでないときがある。 一対一でも、対集団においても。 以前は、うまくいかなかったとき(自分の望む形に集約できなかったとき)には かなり反省し、悩んだものだが、今はあまり考えなくなった。 結局、悩んだって仕…

再び、毎日更新宣言。

ここ数日、更新が滞っていて、 読者の皆様には本当に申し訳ない状態でした。 特に「毎日出社前に読んでいるよ」と言ってくれたSさん、 「朝起きたら確認するようにしている」と言ってくれたSさん、 (どっちもSかよ!)すみません。 改めて、ここに、毎日…

痛みを知ること

とあるイベントでお世話になった先輩に、とても印象深い方がいた。 普段は茶目っ気に溢れた、どちらかと言うと浮ついたイメージのある人なのだが、 その実、とてもよく人を見ていた。 彼はさりげなく、核心を突いたことを言う。 例えば、人前でテンパった人…

親しみやすいということ、慕われるということ

親しみやすい、という人種がいる。 容姿が優れているわけでなく、 特筆すべき能力や、貫録に秀でていなくとも、 なぜか、その人と話したいと思う。 話しかけやすく、温かみがあること。 これは「親しみやすい」と評される。 そうした人は、往々にして後輩か…

倦怠と鬱屈

自分が、ただそこにいるだけで、心が負の感情で埋まる時がある。 とりわけ人との関係に対して、純粋に憂鬱を感じたりする。 こんな時は、他人からメールが来るだけで恐怖の対象になりかねない。 それがその人の存在を意識させるからだ。 何もしたくない。 誰…

気分屋を直したい

私は、気分屋だ。 それも超が付くくらいの。 燃えているときは若干暑苦しいくらい燃えるクセに、 気落ちしているときは超絶的無気力と情緒不安定で周囲を振り回す、 我ながらとても扱いに困る人間である。 自覚しているけど、なかなかこれが直らない。 それ…

あの空を見ただろうか

今日は空が晴れていた。 雲ひとつ無い、空だった。 快晴は、自然と心も晴らす。 日中の青空ももちろん好きだけど、 私が特に心惹かれるのは、夜の始まりの時間。 黄昏時を終えた空が、闇に染まり始めた最初の段階。 暗いけど、真っ暗ではない。 その時の空が…

丁寧さを心がけること、効率を重視すること。これもどっちだ?

仕事でも趣味でも、何か物事をこなすとき。 ひとつひとつの過程を丁寧に、 自分の納得が行くように、 あるいはミスが起こらないように、こなしていくやり方。 と、もうひとつ。 とにかく速く、効率重視に、 数値的な成果を上げるため、 もしくは時間の制限に…

初志貫徹・臨機応変のどっち?

初志貫徹・臨機応変、 政治でより大切なのはどっちだろう。 □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 朝日新聞の電車内広告である。 これは、たしかに、なかなか頭を悩ませる問題だ。 初志貫徹は、悪く機能すれば「一点張り」や「意固辞」、 さらには「環境の変化に適…

「悩み」や「迷い」からの抜けだし方

迷って。 悩んで。 迷って。 考えて。 思いつめて。 若干どうしようもない領域まで行って。 そこから抜けてみて、初めてわかったこと。 ――それは、「迷いの抜け方」のようなもの。 自分が、「迷っている自分」をなんとかしてもらおうと思っても、 根本的な解…

鍋と、生きがいと、わたし。

「Yさんの家で、鍋がしたい」 いつのことだったか、誰かがそう言った。 そして昨晩、下落合のYさん宅にて、 ささやかな鍋パーティが催された。 集まったのはETIC.の仲間たち。 まず高田馬場の西友で買い出しをする。 周知のことだが、この手の宴会は 買い…

カーペットは凶器

ホットカーペット。それは、人間にとって一種の凶器である。 「寒い」という人間の感覚的苦痛につけ込む形で自らを起動させ、 その場に居る人間を永久(とこしえ)の眠りへと誘う。 もはや、ある種の闇魔法と言っても過言ではない。 そこに居るだけで、否応…

夢の世界で、自分を見つめる

寝すぎた。 最近やたらと寝る癖がついてきてやばい。 おそらく疲れているから寝るのだが、むしろそのせいで疲労が溜まっていく。 さて。 その過眠癖と並行して、やたらと夢を見る。 夢を見るのは、好きだ。 あの、脈絡のない世界での小冒険がなんとも言えず…

英検でこんなの出たら、試験中に噴き出す

英検や独検、仏検など、外国語技能検定の類は誰しも一度は受験したことがあるだろう。 もちろん、日本語にもそれはある。日本語を母語としない人を対象とした、日本語の技能検定。 それが「日本語能力試験」(Japanese Language Proficiency Test、略称JLPT…

年齢ってなんだろう

ETIC.インターンシップ・フェアhttp://www.etic.jp/fair/が終わった。 昨日(12月5日)のことだったが、何故か遠いことのように感じる。 それだけエネルギーを使ったということだろう。 やはりというか何というか、みんな、凄く意識が高い。 称賛したい点は…

決戦前夜に考えたこと

無意識に、他人からの評価ばかり気にしていた自分がいた。 でも、それは違う。 真に向き合うべきは、自分の弱さ。 言い訳したり、他人のせいにしたり、 軽薄に見せたり、逃げたり……。 それも、紛れもない自分。 では逆に、自分の強みはなんだろう。 強いて言…

感謝のために生きる

近ごろは悩んでいる事が多かった。 漠然と、自分に自信を失くしていたのである。 自分の努力不足とか、中途半端さとか、結果としての能力不足が自信喪失に繋がって、 何かを一生懸命やっている人を見ると、ただ「凄いなあ」と思うだけ。 そこには「自分には…

大人って凄いな

お笑い芸人をしている友人がいる。 そのライブを先日観に行った。 新宿シアター・ミラクル http://www.t-miracle.jp/ にて行われた、約20組の若手芸人たちがネタを披露するライブ。 (雑居ビルの一室をステージに改築して、そこに100人の観客を詰め込ん…

ネーミングセンスを磨きたい

またまた、ブログタイトルを変えてみた。 前回はなかなか肩肘張ったものだったので、今回はこんな感じで。 一貫性がないと思われようと、 私は、自分の価値観が変わっていくことに対して、抵抗を感じない。 むしろ、変われることを感謝している。 気持ちの上…

冬にどうしても聴きたくなる曲

寒くなってくると、どうしても聴かずにはいられない曲がある。 GLAYの「Winter,again」だ。 歌詞: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=65215 “いつか二人で行きたいね 雪が積もる頃に” このサビの歌いだしを、聴いたことが無い人はい…

連日更新はジャスト90日でストップ

寝過した。 深夜3時ごろまで、とある同人誌に記載する記事を書いていたのだけれど、 そこから先は記憶がない。 その日はまだ、ブログを書いていなかった。 そして、私の目は6時より前に醒めなかった。 気付く。 ――連日更新が、これで止まったのだ、という…

書き続けるということ

短歌を作っている若い人が、ある歌人にこう言ったそうだ。 「行き詰まったので、歌をやめようと思います」 その先生が返す言葉が凄い。 「偉そうなことを言ってはいけない。君が歌をやめるのではなく、歌が君を見捨てたんだ」 厳しいけれど、これが書き続け…

心、ここにあらず

冷淡に接したり軽薄に振る舞ったりするのは、 ――自分が傷つくのが怖いから? 11月28日はこの疑問が頭から離れなかった。 この日は面白い作品にたくさん出会った気がするが、 何を感じ、考えていてもこのシンプルな疑問が私の頭に鎮座していた。 ひとつの…

再読で見事にハマる――村上春樹「ノルウェイの森」

今のように感性が鈍った時は、とにかく作品に触れることにしている。 それも、かつて自分が凄く好きだった作品だったり、 あまり大衆性のない作品だったり。 そんな中、面白いな、と思ったのが、3年振りに読んだ 村上春樹の『ノルウェイの森』である。 誇張…

感情の振れ幅の激しいころには

感情の振れ幅の激しい時期がある。 いま、まさにその最高潮な気がする。 こういう時期は、何かにつけてムラが出る。 日常的にこなすタスクの面でもそうだし、 対人関係に至ってはムラが転じて愛情不信症になる。 このブログの文章についても言えることで、 …