ふたつのスピカ 第4話
録り溜めしておいたNHKドラマ
「ふたつのスピカ」第4話を見た。
その感想なのだが……
うう。
主演(桜庭ななみ)の演技がダイ●ンすぎてキツいな、というのが正直なところ。
ここぞという場面でダ●コンが炸裂するのでいま一つ感情移入できない。
しかしながら、なかなか良いセリフがあったのでここに記しておこう。
あらすじ
宇宙飛行士の養成専門高校「東京宇宙学校」に進学した鴨川アスミは、
そこで志を同じくする4人の仲間と出会う。
5人の少年少女の友情、衝突、過去との葛藤を経て
成長する姿を描いたSFファンタジー作品。
第4話では、アスミたちの教官・佐野が宇宙学校を「大人の事情で」退職する。
最後の授業で彼が残した言葉。
「君たちは<連星>と言われる星を知ってるか。
おおいぬ座のシリウス、おとめ座のスピカに代表される連星は、
星と星が支え合うからこそ強く輝く星。
この話を私に教えてくれた学生時代の友人も、
そして私も、今ではもう夢を失ってしまった。
だが、時々この話を思い出すことがある。
夢や憧れを持つのは素晴らしいことだ。
だがその夢や憧れが大きければ大きいほど、
リスクは大きく、実現させるのは難しい。
だから、負けないで欲しい。
周りと思いっきりぶつかって、強くなってほしい。
残念ながらここにいる全員が宇宙飛行士になれるわけではない。
ただ、今、自分たちの周りに本気でぶつかり合える、夢を語れる仲間がいることを誇りに思え。
そして、そんな大切な仲間に……
容赦なく、勝て。」
――最後の「容赦なく勝て」が実に良い。
結局、仲良しこよしの慣れ合い集団は勝てないから。
逆に「勝つ」集団は内部の切磋琢磨が激しい。
同チームでもライバル同士、凌ぎを削る。
結局この作品、最終的にどうなるのだろう。
「みんな良かったね」の似非ハッピーエンドでないことを祈る。