インターンを始めてみたい、と少しでも思っている人へ


いま5時40分、目が覚めた。
このブログの記事が「一日分」として記録されるのは、同日30時(翌6時)までである。



時間が、ない。



近況報告なら、すぐに書けるか。



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今日はこのイベント http://www.etic.jp/fair/ の実行スタッフとして、渋谷でMTGに出ていた。



"インターン"という言葉。日本はこの文化をなんとも歪な形で輸入してしまったと思う。
少なくともこの国では、インターンは「採用型」と「実践型」に分かれている。



「採用型」とは、夏ごろに大手会社がこぞって始めるもので、グループワークや説明会など、実務ベースでは"ない"ことを2週間ほどの短期間で行う。一般的にこれは、「企業が優秀な学生を囲い込むため」という意図のもとに行っていると言われている。



「実践型」はそうではない。受け入れ先は主にベンチャー企業で、その企業の実務にまつわること(例:営業職、マーケティング)を、半年以上の長期にわたって経験――すなわちシューカツとは関係なしに、学生が自らの成長の契機を作りだすために行うのである。



結果として、実践型インターンは「社会」、「自分」というものをイヤというほど見せつけられるし、業務も一筋縄じゃないかない。時間も食われるし、骨も折れるし、けっこうヘコむ。



これを始めようか、迷っている人を見たときには
「体育会の部活に入るのと同じ覚悟が必要だよ」と言うことにしている。



フェアのスタッフとしては、参加者のコンバージョン率(最終的にインターンを始める割合)を
上げないといけないのだが、無責任に「やってみなよ」とはどうしても言えない。



しかしながら、その"大変さ"は、
「大変だよ、だからこそ得られるものは大きい」と捉えれば、それは"価値"になる。



ベンチャーでバリバリ社会経験をしたい学生や、将来起業を考えている意識の高い学生はもちろん、
「普通の学生でいたくない」と思っている人、「突き抜けた経験がしたい」、「同学年とどうしても差を付けたい」という自己成長欲はあるけれど、まだ行動を伴わせることができていない人がいたら、背中を少し押す形でこのイベントへの参加を薦めてあげようとおもう。



先代から次代への継承は、
こうして行われていくんだろうか。



想いを馳せた。
――今度は、もっと大きなものを引き継げるようになろう。