英検でこんなの出たら、試験中に噴き出す

英検や独検仏検など、外国語技能検定の類は誰しも一度は受験したことがあるだろう。
もちろん、日本語にもそれはある。日本語を母語としない人を対象とした、日本語の技能検定。



それが「日本語能力試験」(Japanese Language Proficiency Test、略称JLPT)である。



さて、そのJLPT・1級のリスニング試験問題に、
驚きの(いや爆笑の)問題が出題された。





問題そのものは以下のような、
ラジオでドラマを聞いています。番組の中では、誰がどうすることにしましたか?
という、なんともオーソドックスなものである。



しかし、そのラジオドラマの内容が凄い。



(警告音)

隊員「隊長、第二次防衛線が突破されました!巨大怪獣はまっすぐ中央管理システムに向かってます!このままではあと30分も持ちません」
隊長「今出せるモビルファイターは?」
隊員「零号機だけです」
隊長「やむを得ん、四号機を出すぞ」
隊員「四号機はまだテストが完了していません!それに操縦できるパイロットが現在誰も…」
隊長「零号機では奴の侵入は防ぎきれん。ここは…私が行く」
隊員「隊長みずから!?でもそのケガでは、四号機の加速に耐えられません!」
??「私が行きます!」
隊員「アスカ!」
アスカ「私なら四号機を操れます!お願いです、行かせてください!」
隊長「だがお前はまだ訓練中の身だ。今は子供の出る幕じゃないぞ!」
アスカ「そんなこと言ってる場合じゃない!」
(走っていくアスカ)
隊長「おい、アスカ!待て!」

(ナレーション)四号機発射準備、完了しました

隊長「アスカ、頼んだぞ…!」



おいおい。
どこの特撮・アニメだよと。



解答は以下の4つの選択式。



①隊長が零号機で行きます。
②隊長が四号機で行きます。
③女の人が零号機で行きます。
④女の人が四号機で行きます。



これまた、しっかり語学試験のリスニング問題らしくなってるからニクいものである。



結局、日本語を覚えている外国人の多くが、
こうしたアニメ的コンテンツを日本語で理解することを念頭に置いているからなのかな。
そう考えるのは、短絡的化もしれないけど。



参考:「GIGAZINE」 http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091207_bear_bag/