親しみやすいということ、慕われるということ


親しみやすい、という人種がいる。



容姿が優れているわけでなく、
特筆すべき能力や、貫録に秀でていなくとも、
なぜか、その人と話したいと思う。



話しかけやすく、温かみがあること。
これは「親しみやすい」と評される。



そうした人は、往々にして後輩から慕われやすい。



実力や安定感が少々欠けていても、
自然と人が周囲に集まり、ついてくる。



そうした人は、どのような要素を持っているか。
ここで敢えて、箇条書きにしてみよう。



感情をはっきり出す
よく笑う
声が通る
そうしたものを総合して、ぱっと見の「感じが良い」
褒め上手
ネガティブなことをあまり言わない
相手の話をよく聞く
その話に、しっかり共感する
自分の考えを強制しない
間の抜けた所や、残念な一面がある(隙を見せている)
スベるのを恐れない
優しい



――主観で挙げて思い浮かんだのは、以上である。
これは身近な人からサンプリングした。



そんな、親しみやすい人たちに、自分も見習いたいし、
もっと近づいていきたいと思う。



他人(ひと)が、気軽に声をかけることができ、
自分は、そっと話に耳を傾けられるようでありたい。



その考えが根底にあると、
日常会話の全てが試行錯誤の場になる。



日々之、勉強也。