来年は飛躍の一年に

――飛躍の一年にしたい。
常套句だけど、いま、私は、心の底からそう言いたい。
というのは、界遊さんへのインタビューを通じて、未だおぼろげながら自身の「やりたいこと」が見えてきたからだ。



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批評はもっと、面白く、手軽に読めるものであって良いと思う。
批評に登場するアカデミックな概念やタームは、もっと親しみやすいものであってもいいと思う。



批評される対象――すなわち小説や映画、漫画などについても、
それを読者が誰でも投稿できて、投稿されたものにはもれなく批評がついてくる。



作り手と、それを解釈する側が、
高い意識をもってぶつかり合うことで、お互いの知性を活性化させる。



高度な理論や知的スタンスを提示するだけでなく、
読み手を意識し、読み手にしっかり届く言葉でそれを伝える。
その行為を通じて、実践力を、読者と共に養っていく。



そんな媒体を作ってみたい。



まだ着想段階だけど。



たぶん、メディアとしては誌面になるのかな。



この着想を、できるだけ具体的に形にしてみたい。



来年は、何としても飛躍の年に。



それでは。
良いお年を。