一年の計


あけましておめでとうございます。



元日。
今年の始まりの一日。



節目ということで、
今年の目的(≠目標)を書き残しておこうと思う。
風化しないうちに。



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0.考えるだけでなく行動に移し、それを残す


読んで字のごとく。
もっとツッコんで言えば「評論家にならない」ことを鉄則にして、
さらに「具体的な成果物を残せるような活動をする」と言える。




1.自分自身が名刺になるような行動を起こす



私が嫌いな「大学生の実績」の一覧。
(OBからのヒアリングによるもの。就活グループ面接とかすると、本当によくこの光景が見られるらしい)



(1)サークルの幹事長をしていました(類:バイトで店長代理を任せられました)
(2)イベント運営をし、○○(タレント名)を呼びました。
(3)その他、活動の手段を目的化する行為全般。



たとえば(1)においては、「とある団体で長を務めること=自らの実績となること」
という、ある種の勘違いが見える。



仮にそれで彼が偉く見えたとしても、
それは団体名がそうさせているだけにすぎない。



もちろん、長ができるということはそれなりの能力を示す指標にはなるかもしれない、が。
この超新卒買い手市場の時代には、あまり通用しないように私は思う。



「長をした経験を実績にすること」を否定するわけではない。
ただ、長をしたことによって経験した試行錯誤や、そこから学んだこと
について、ある程度の経験則的裏付け・深みがないと意味がないというだけである。



(2)のイベント運営にしても、それが(学生目線で)凄そうにみえるのは、
あくまでタレントのネームバリューに過ぎないではないか。



さらに、そのタレントを呼んだのは、多くの場合が、大学とサークルのネームバリュー。
先人が作った実績の上にあぐらをかいて、それを再利用して、コンテンツ消化したにすぎない。



忌憚なく言えば、下品だと思う。
先人の残した旗に群がって、自分が何かしたような気分になることが。



だから、私は、通説的に「評価されそうなこと」の裏を行く形で、
自らを差別化し、売り込んでいきたいと考えている。



ハクや、ブランドや、相対的評価とは別の次元で評価される活動を目指す、
という意味で「自分が名刺代わり」という表現を用いた。



これを前提にして、
今年の目的を、いくつか書いてみた。





2.判断を先延ばしにしない



「やりたいと思いつつ、なかなか行動に移せないでいる」
状態をできるだけ廃したいと思う。



やるならやる、やらないならやらない。
今やらないなら、いつから始めるか。
それを決める。



行動を先延ばしにしても、判断を先延ばしにしない。





3.理性より感性を優先する



これには疑問を覚えた人も少なくないだろう。
一般的には、何かビジネスライクなことをするときは
感性より理性を優先した方が良い気がするからである。



しかし、
あくまで私の個人的な実感なのだが、
理屈を先行させると、行動が鈍る。



むしろ、今年はなるだけ感性を尊重したい。



面白そうか、
いけるという実感があるか、
心の底からやりたいと思っているか。



あえて、そこに忠実に、動いてみようと思うのである。





4.思考をなるべくシンプルに



インターン中の実感だが、考えごとをしていると、
どうしても行動の速度が鈍る。



私は生来トロい方なので,
なおさら、「考えごとをしている状態」が危険に思える。



だから、できるだけシンプルに物事を考えたい。
それは活動の目的が明確であればあるほど、体現しやすいはずだ。



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……。
…………。



初っ端から力(りき)を入れて書いた。
ここまで書いたことを実現できるか、できないか。
それについては、この記事を読んでくれた読者の方が、一年後の証人となる。



では、今年も一年、よろしくお願いします。