丁寧さを心がけること、効率を重視すること。これもどっちだ?

仕事でも趣味でも、何か物事をこなすとき。 ひとつひとつの過程を丁寧に、 自分の納得が行くように、 あるいはミスが起こらないように、こなしていくやり方。 と、もうひとつ。 とにかく速く、効率重視に、 数値的な成果を上げるため、 もしくは時間の制限に…

初志貫徹・臨機応変のどっち?

初志貫徹・臨機応変、 政治でより大切なのはどっちだろう。 □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 朝日新聞の電車内広告である。 これは、たしかに、なかなか頭を悩ませる問題だ。 初志貫徹は、悪く機能すれば「一点張り」や「意固辞」、 さらには「環境の変化に適…

「悩み」や「迷い」からの抜けだし方

迷って。 悩んで。 迷って。 考えて。 思いつめて。 若干どうしようもない領域まで行って。 そこから抜けてみて、初めてわかったこと。 ――それは、「迷いの抜け方」のようなもの。 自分が、「迷っている自分」をなんとかしてもらおうと思っても、 根本的な解…

鍋と、生きがいと、わたし。

「Yさんの家で、鍋がしたい」 いつのことだったか、誰かがそう言った。 そして昨晩、下落合のYさん宅にて、 ささやかな鍋パーティが催された。 集まったのはETIC.の仲間たち。 まず高田馬場の西友で買い出しをする。 周知のことだが、この手の宴会は 買い…

カーペットは凶器

ホットカーペット。それは、人間にとって一種の凶器である。 「寒い」という人間の感覚的苦痛につけ込む形で自らを起動させ、 その場に居る人間を永久(とこしえ)の眠りへと誘う。 もはや、ある種の闇魔法と言っても過言ではない。 そこに居るだけで、否応…

夢の世界で、自分を見つめる

寝すぎた。 最近やたらと寝る癖がついてきてやばい。 おそらく疲れているから寝るのだが、むしろそのせいで疲労が溜まっていく。 さて。 その過眠癖と並行して、やたらと夢を見る。 夢を見るのは、好きだ。 あの、脈絡のない世界での小冒険がなんとも言えず…

英検でこんなの出たら、試験中に噴き出す

英検や独検、仏検など、外国語技能検定の類は誰しも一度は受験したことがあるだろう。 もちろん、日本語にもそれはある。日本語を母語としない人を対象とした、日本語の技能検定。 それが「日本語能力試験」(Japanese Language Proficiency Test、略称JLPT…

年齢ってなんだろう

ETIC.インターンシップ・フェアhttp://www.etic.jp/fair/が終わった。 昨日(12月5日)のことだったが、何故か遠いことのように感じる。 それだけエネルギーを使ったということだろう。 やはりというか何というか、みんな、凄く意識が高い。 称賛したい点は…

決戦前夜に考えたこと

無意識に、他人からの評価ばかり気にしていた自分がいた。 でも、それは違う。 真に向き合うべきは、自分の弱さ。 言い訳したり、他人のせいにしたり、 軽薄に見せたり、逃げたり……。 それも、紛れもない自分。 では逆に、自分の強みはなんだろう。 強いて言…

感謝のために生きる

近ごろは悩んでいる事が多かった。 漠然と、自分に自信を失くしていたのである。 自分の努力不足とか、中途半端さとか、結果としての能力不足が自信喪失に繋がって、 何かを一生懸命やっている人を見ると、ただ「凄いなあ」と思うだけ。 そこには「自分には…

大人って凄いな

お笑い芸人をしている友人がいる。 そのライブを先日観に行った。 新宿シアター・ミラクル http://www.t-miracle.jp/ にて行われた、約20組の若手芸人たちがネタを披露するライブ。 (雑居ビルの一室をステージに改築して、そこに100人の観客を詰め込ん…

ネーミングセンスを磨きたい

またまた、ブログタイトルを変えてみた。 前回はなかなか肩肘張ったものだったので、今回はこんな感じで。 一貫性がないと思われようと、 私は、自分の価値観が変わっていくことに対して、抵抗を感じない。 むしろ、変われることを感謝している。 気持ちの上…

冬にどうしても聴きたくなる曲

寒くなってくると、どうしても聴かずにはいられない曲がある。 GLAYの「Winter,again」だ。 歌詞: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=65215 “いつか二人で行きたいね 雪が積もる頃に” このサビの歌いだしを、聴いたことが無い人はい…

連日更新はジャスト90日でストップ

寝過した。 深夜3時ごろまで、とある同人誌に記載する記事を書いていたのだけれど、 そこから先は記憶がない。 その日はまだ、ブログを書いていなかった。 そして、私の目は6時より前に醒めなかった。 気付く。 ――連日更新が、これで止まったのだ、という…

書き続けるということ

短歌を作っている若い人が、ある歌人にこう言ったそうだ。 「行き詰まったので、歌をやめようと思います」 その先生が返す言葉が凄い。 「偉そうなことを言ってはいけない。君が歌をやめるのではなく、歌が君を見捨てたんだ」 厳しいけれど、これが書き続け…

心、ここにあらず

冷淡に接したり軽薄に振る舞ったりするのは、 ――自分が傷つくのが怖いから? 11月28日はこの疑問が頭から離れなかった。 この日は面白い作品にたくさん出会った気がするが、 何を感じ、考えていてもこのシンプルな疑問が私の頭に鎮座していた。 ひとつの…

再読で見事にハマる――村上春樹「ノルウェイの森」

今のように感性が鈍った時は、とにかく作品に触れることにしている。 それも、かつて自分が凄く好きだった作品だったり、 あまり大衆性のない作品だったり。 そんな中、面白いな、と思ったのが、3年振りに読んだ 村上春樹の『ノルウェイの森』である。 誇張…

感情の振れ幅の激しいころには

感情の振れ幅の激しい時期がある。 いま、まさにその最高潮な気がする。 こういう時期は、何かにつけてムラが出る。 日常的にこなすタスクの面でもそうだし、 対人関係に至ってはムラが転じて愛情不信症になる。 このブログの文章についても言えることで、 …

100円玉

100円玉を拾った。 後に気付いた事だが、これは私にとって大きな痛手となりそうである。 □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 午後7時。人がめまぐるしく往来する高田馬場駅の改札前で、私は人を待っていた。 "キヨスクの辺り"という漠然とした指定だったので…

悩み

私は自分に自信のない人間である。 人格の9割以上がコンプレックスで出来ているのではないかと思う。 改めて考えてみると、今の自分を築いている能力やスキルも、 全てコンプレックスの裏返しとして身につけたものだと気付く。 凄いヤツにならないと、人の…

スランプ?

最近、書くことが全く思いつかない。 以前は更新のためにPCの前に立つと「書きたいこと」が脳内を駆け巡って、 ダーッとキーボードを叩いていたら文章ができていたのだけど、今、それがプッツリと切れている。 この状況は、なかなかに辛い。 約3カ月の間…

与えられるのを待つ前に、まず自分が与える

私が出ている某ゼミは、「掲示板」というツールを用いている。 毎回のプレゼン、その発表者へのコメントや、ゼミ内の議論で消化し 切れなかった話をこの「掲示板」に書き込む。 「書きこむこと自体もそうだけど、お互いを評価し、時には指摘し合う、 ギブ・…

サバサバ系女子の支持母体

何かと自分の意思ありきで、自分のやりたいことを通してきた女性。 ――そんなサバサバした自分はまるで男みたい、女の子らしい可愛い部分が欲しい――という人がいる。 (たぶん)本人は言うほど悲観視はしてないだろうけど(もし深刻に悩んでたらゴメン)、 私…

疲労、反省、感謝、そして未来

最近、生活がとても充実しているせいか、帰りが遅くなることが増えた。 そして連日のように、疲れ切った状態で帰宅している。 遅い時間に、疲労を蓄積して帰ってくると、 帰宅した瞬間、まるで電池が切れたかのように眠ってしまう。 昨日はジャケットを着た…

ゼミでの気付き

ゼミの帰りに、ある人から言われた。 「○○さん(筆者)って、絶対ワタシとは違う所から声出てますよね」 なるほど。 自分で言うのもなんだが、私の声はそれなりに“通る”方だと自負している。 歌好きだしね。むしろ、自分が唯一、他人に誇れる外面的特徴だ。 …

インターンを始めてみたい、と少しでも思っている人へ

いま5時40分、目が覚めた。 このブログの記事が「一日分」として記録されるのは、同日30時(翌6時)までである。 時間が、ない。 近況報告なら、すぐに書けるか。 □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ 今日はこのイベント http://www.etic.jp/fair/ の実行…

人間、フツーでいい。

普通って言うな! ――という叫びを心に抱く人は、決して少なくないと思う。 少なくとも自分は、そう思いながら生きてきた。 この"普通コンプレックス"は、反動として自己顕示欲を生む。 しかし普通さ故に自己顕示がうまくできず、より普通コンプレックスが助…

許すこと、許されること

NHKの番組「プロフェッショナル」のテーマ曲、 「progress」の歌詞が好きだ。(※作詞・作曲:スガシカオ) ぼくらは位置について 横一列でスタートをきった つまずいている あいつのことを見て 本当はシメシメと思っていた 誰かを許せたり 大切な人を守れ…

「忘却の旋律」を読み返してみた

先日に引き続き「忘却の旋律」について。 この漫画の何が好きかといえば、要所要所でキャラが話す台詞が 常に「生き方」をテーマにしたものになっており、 読むたびに考えさせられるものがある。 □■あらすじ■□ 人間がモンスター*1との戦争に敗れ、モンスター…

私にとって魂のマンガ――片倉真二「忘却の旋律」

近いうち「このマンガが凄い」というタイトル(未定)で対談記事を作る予定である。 (このタイトルは某宝島社のモロパチなので修正の必要があるのは置いといて) 対談の内容は、“私と友人二人の計3名で、それぞれが「魂のマンガ」と認める3冊を持ち寄って…